【天津共同】中国の李強首相は25日、天津市で開催中の国際会議「夏季ダボス会議」の式典で演説した。トランプ米政権が保護主義色を強める中、対外開放の姿勢をアピールするのが狙いだ。
会議はスイスのシンクタンク、世界経済フォーラム(WEF)が主催し、26日まで3日間の日程で開催している。今年は「新時代の企業家精神」を主要テーマとし、約90カ国の政財界要人ら約1700人が参加。シンガポールのウォン首相やベトナムのファム・ミン・チン首相らが出席する予定だ。
夏季ダボスは中国で毎年開かれ、天津と遼寧省大連市で交互に開催している。