東京証券取引所

 25日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が一進一退の展開となった。外国為替市場での円高ドル安の進行が重荷となる一方、米ハイテク株高を受けて半導体関連株が買われ、相場を下支えした。

 午前終値は前日終値比40円09銭安の3万8750円47銭。東証株価指数(TOPIX)は9・42ポイント安の2771・93。

 円高進行で業績への悪影響が懸念される自動車などの輸出関連株が売られた。ただ前日の米国市場でハイテク株中心の株価指数が上昇した流れを引き継ぎ、株価水準が高い半導体株が買われた。平均株価の上げ幅は一時、100円を超えた。