弾き語りをして、ウクライナへの支援を募る森安ひばりさん(右端)ら=高山市国府町広瀬町、ファミリーストアさとう国府店

 ロシアによる侵攻で多くの死者やけが人が出ているウクライナの人たちを支援しようと、岐阜県高山市の音楽教室に通う児童6人が、市内のスーパーなどで弾き語りをして、寄付を呼び掛けている。仲間を集めた小学3年生の森安ひばりさん(9)は「戦争で悲しんでいる人がたくさんいることを、みんなに知ってほしい」と訴える。

 1年ほど前にギターを習い始めた森安さんは、昨夏には静岡県熱海市で発生した土石流の被災者の力になろうと、弾き語りで義援金を集めた。テレビでウクライナの現状を知り、「また何かできないかな」と母の智子さんに相談。智子さんが森安さんの通う音楽教室の仲間に声を掛けると、小学4~6年の5人が集まった。

 3月に入ってから週末に活動し、多い日には2万円以上の募金が集まった。20日は高山市国府町広瀬町のファミリーストアさとう国府店前で、「上を向いて歩こう」や「日曜日よりの使者」などを披露。買い物客ら20人ほどが耳を傾け、演奏が終わると募金箱にそっとお札や小銭を入れた。

 「戦争は嫌な気持ちになるから、誰にもしてほしくない。そういう思いが音楽を聴いた人にも届いたらうれしい」と森安さん。同級生が弾き語りに参加したという岡田真子さん(12)は「自分も何か力になれたらと聴きに来た」と話した。

 春休みが終わるまで続け、募金は日本赤十字社を通じてウクライナや避難民を受け入れている周辺国に届ける。次回は27日午後1時30分から、同市国府町金桶のラクール飛騨高山で行う。