26日午後4時ごろ、福岡市東区三苫6丁目の海岸で「子ども2人が溺れている」と119番があった。福岡海上保安部によると、2人は病院に搬送され、うち1人の死亡が確認された。もう1人は命に別条はない。いずれも東区に住む小学6年の11歳男児だとしている。

 グループで訪れ泳いでいた6人のうち、4人は岸にたどり着いたが、残る2人が溺れた。死亡した1人は海底3メートル付近で見つかった。岸に戻った1人は「足の届かない深い場所があり、皆に注意した」と話しているという。

 捜査関係者によると、2人は約20メートル離れた岩礁まで遊泳したという。

 現場は、西鉄貝塚線三苫駅の北西約600メートル。付近には「水泳禁止」と書かれた掲示もあった。