インタビューに応じるウクライナ西部リビウ市のセルヒー・キラル副市長

 来日したウクライナ西部リビウ市のセルヒー・キラル副市長が26日、大阪市内で共同通信のインタビューに応じた。ロシアの侵攻による避難民や負傷者を多く受け入れるリビウ市への日本企業の進出に期待を寄せ「労働力や研究機関へのアクセス、ビザなどあらゆるサポートをする準備ができている」と強調し、ビジネスの機会をアピールした。

 リビウ市は戦傷者の治療やメンタルケア、社会復帰まで包括的に支援する医療・福祉プロジェクトを欧州や日本などの支援を受け展開している。日本の支援としては、市立病院の拡充計画を世界的建築家の坂茂さんが手がける他、日本赤十字社がリハビリセンター改築に出資することが決まっている。