NPO法人「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」(東京)が、被爆証言を次世代へ継承する活動の支援を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。同会は日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の約70年にわたる運動や被爆証言の資料などを保管。公開に向けて整理しているが、資金や人手が不足しているとして支援を求めている。
月500円、千円、3千円、5千円、1万円から寄付額を選べる。寄付は資料のデジタル化やアーカイブスの構築、研究会開催などに使う予定。募集は8月15日まで。
同会は作家の故大江健三郎さんらが発起人。