香川県選挙管理委員会は27日までに、7月20日投開票の参院選の啓発用キャッチコピー「希望を形に、選ぼう未来」の使用中止を決めた。比例代表に政治団体「チームみらい」が候補者を擁立する見込みのため、県選管は「特定の政治団体への投票を呼びかける内容と誤解されかねない」と判断した。
県選管によると、キャッチコピーは県民から募り、617作品を集めた上で選定した。6月24日に総務省から受け取った投票所掲示用のテストデータで、同団体が候補者を擁立する可能性があることを把握したという。
キャッチコピーは看板やチラシに活用する予定だった。すでに印刷したチラシ約50万枚は配布を取りやめる。