自動車大手6社が27日発表した5月の米国販売実績によると、マツダが前年同月と比べて18・6%減の2万8937台、SUBARU(スバル)も10・4%減の5万2292台と2桁の落ち込みとなった。いずれも米国への輸出の割合が相対的に高く、トランプ米政権の自動車関税で値上がりするとの懸念から高まった駆け込み需要の反動が出たとみられる。
日産自動車は3・9%減だった。電気自動車「リーフ」のモデル入れ替えが響いた。
トヨタ自動車は駆け込み需要が続き、10・9%増の24万176台。ホンダは「シビック」がよく売れ、6・5%増の13万5432台。三菱自動車は13・7%増の9194台だった。