【ワシントン共同】米商務省が27日発表した5月の個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比で2・3%上昇した。伸び率は前月から拡大した。金融市場の予想並みだった。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は2・7%上昇し、市場予想を上回った。

 食品は2・0%上がった一方、エネルギーは4・6%下がった。

 PCE物価指数は米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策の判断基準として重視している。