石破茂首相(自民党総裁)と公明党の斉藤鉄夫代表は27日、官邸で会談し、参院選勝利に向け、自公両党が非改選を含め過半数の議席を確保できるよう結束して臨む方針を確認した。議席最大化へ、てこ入れを図る重点区も話し合った。斉藤氏が会談後、記者団に明らかにした。
参院は非改選を含め定数が248。今回の参院選では、改選124(選挙区74、比例代表50)と、東京選挙区の非改選欠員補充1の計125議席が争われる。自公が50議席を得れば、過半数を維持できる。
首相と斉藤氏は、東京都議選についても意見を交わした。斉藤氏は記者団に「意見交換の内容は差し控える」と述べるにとどめた。