陸上で世界選手権東京大会の代表選考を兼ねたジャマイカ選手権は27日、キングストンで行われ、100メートル決勝の男子はパリ五輪銀メダルで23歳のキシェーン・トンプソンが今季世界最高、世界歴代6位となる9秒75(追い風0・8メートル)で2連覇した。オブリク・セビルが9秒83で2位。

 女子は20歳のティナ・クレートンが10秒81で初制覇し、シェリカ・ジャクソンが10秒88の2位。五輪を2度制覇し、一時はパリ五輪後の引退を表明していた38歳のシェリーアン・フレーザープライスが10秒91の3位に入った。(共同)