かるたの聖地として知られる大津市の近江神宮が29日、ライトアップされ、朱色の楼門が鮮やかに照らされた。競技かるたが題材の漫画「ちはやふる」のテレビドラマ化にちなみ、出演する俳優らが参加した点灯式が行われた。
7月に境内の施設で開かれる高校生の競技かるた全国大会に合わせ、毎年この時期に点灯。今年は7月放送開始のドラマ「ちはやふる めぐり」の放送を記念し、主演の當真あみさんや、競技カルタ部顧問を演じる上白石萌音さんらを招いた。
近江神宮は百人一首巻頭の歌を詠んだ天智天皇を祭り、競技かるた日本一を決める決勝戦の舞台としても知られる。