大相撲名古屋場所の番付表を手にする新横綱・大の里=30日午前、愛知県安城市

 5月の大相撲夏場所で4度目の優勝を果たし、場所後に第75代横綱に昇進した大の里(25)=本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋=が30日、名古屋場所(7月13日初日・IGアリーナ)の番付発表に合わせ、愛知県安城市の二所ノ関部屋宿舎で記者会見に臨み「朝起きて番付表を見て、しこ名が載って実感が湧いた。新会場での優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。

 日本出身の新横綱は、大の里の師匠で稀勢の里(現二所ノ関親方)以来8年ぶり。ことしから新会場で開催される名古屋場所では、新横綱優勝と3場所連続制覇の偉業に挑む。「満足せずにやるべきことをやっていく」と貪欲な姿勢を強調した。