節目の4万円を上回り、上げ幅が700円を超えた日経平均株価を示すモニター=30日午前、東京・東新橋

 週明け30日午前の東京株式市場は日経平均株価(225種)が続伸し、節目の4万円を上回って推移した。一時700円超上昇し、取引時間中として昨年7月以来約11カ月ぶりの高水準に達した。前週末の米国株高を受け、投資家の積極姿勢が強まり、買い注文が先行した。

 午前終値は前週末終値比659円03銭高の4万0809円82銭。東証株価指数(TOPIX)は27・28ポイント高の2867・82。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が早期の利下げに踏み切り、米国景気が下支えされるとの観測から前週末の米国市場で主要な株価指数がそろって上昇した流れが波及した。