名古屋市教育委員会は30日、児童の楽器に体液を付着させたなどとして、不同意わいせつ罪などで起訴された市立小教諭水藤翔太被告(34)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。愛知県警が被告の携帯電話を解析したところ、女子児童を盗撮し、交流サイト(SNS)で共有するグループ約10人の存在が判明。被告は市教委に、全ての起訴内容やグループへの関与を認めたという。
水藤被告は名古屋市内の駅ホームで当時15歳の少女のリュックサックに体液をかけたとして、3月に器物損壊罪で起訴された。その後、体液を勤務校の児童のリコーダーに付着させたなどとして、不同意わいせつや器物損壊などの罪で追起訴された。