村田製作所や早稲田大、ロボットメーカーのテムザック(京都市)などは30日、純国産の人型ロボットの開発に取り組むための団体を立ち上げると発表した。2026年末までに災害現場で活躍する試作機を完成させ、29年3月までに量産モデルの開発を目指す。
SREホールディングス(東京)も参画し、団体名を「KyoHA(京都ヒューマノイドアソシエーション)」とした。
米国や中国で人型ロボットの開発が急速に進む中、かつてロボット先進国とされてきた日本は後れを取っている。巻き返しを図るため、技術力を結集して、全て国産の部品でロボットを完成させる。