2025年上半期(1〜6月)の国内新車販売台数は、前年同期比10・2%増の234万5459台だった。増加は2年ぶり。認証不正の発覚により前年に生産を一時停止していたダイハツ工業が回復した一方、新型車投入に苦戦する日産自動車は振るわなかった。

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1日発表した。

 軽自動車は15・9%増の84万5730台。ダイハツは2・1倍の24万9765台、軽自動車シェア首位のスズキは2・7%減の29万7474台だった。

 軽自動車以外の自動車(登録車)は7・3%増の149万9729台。トヨタ自動車が13・2%増の71万3616台と堅調だった一方、日産は13万3838台で9・1%落ち込んだ。