発達する熱帯低気圧に関する情報 第02の01号

 2025年7月1日午後10時30分

 気象庁 発表

 

 熱帯低気圧が今後24時間以内に台風に発達する見込みです。

 

 【本文】

 1日21時の観測によると、熱帯低気圧が南鳥島近海の北緯22度35分、東経148度10分にあって、ゆっくりした速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は1006ヘクトパスカル、最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。

 熱帯低気圧は今後24時間以内に台風となる見込みで、その中心は、24時間後の2日21時には小笠原近海の北緯25度50分、東経145度40分を中心とする半径130キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。

 台風の中心は、48時間後の3日21時には父島の東北東約230キロの北緯28度05分、東経144度10分を中心とする半径200キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。

 72時間後の4日21時には小笠原近海の北緯29度55分、東経144度35分を中心とする半径260キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。

 なお、熱帯低気圧や台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

 今後の情報にご注意ください。