のと鉄道穴水駅のホームに飾られた七夕の短冊=1日午後、石川県穴水町

 七夕を前に、能登半島地震で被災した石川県の第三セクター、のと鉄道穴水駅(穴水町)で1日、地元の小中学生らが復興の願いを込め、短冊の飾り付けをした。

 のと鉄道と交流のある宇都宮市の学校の生徒らからも「応援しています」「にぎわいが戻りますように」などと書かれた短冊が寄せられた。町立穴水小、穴水中の約50人や住民が、ホームの柱に取り付けられたササに丁寧に結んでいた。

 穴水中1年中山晃希さん(12)は「遠くにも被災を心配してくれている人がいて、うれしい。私たちも頑張っているよと伝えたい」と顔をほころばせた。