【ワシントン共同】岩屋毅外相は1日、ルビオ米国務長官とワシントンで会談した。トランプ政権が同盟国の防衛費増額を求めていることに関し「日本自身の判断で防衛力の抜本的強化を進めていく」と伝達した。具体的な金額などのやりとりはなかった。岩屋氏が会談後、記者団に明らかにした。
岩屋氏とルビオ氏は、トランプ政権の関税措置を巡り、日米両国にとって利益となる合意を目指し、担当閣僚の協議を後押しすることを確認。抑止力・対処力の強化に向けた議論を続け、外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)開催へ調整を進めることで一致した。