【ワシントン共同】米ニュースサイト、ポリティコは1日、米国防総省がロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、一部の対空ミサイルや精密誘導弾の供給を停止したと報じた。米国の在庫が急激に減少していることを受けた措置という。第2次トランプ政権下では、ウクライナへの防衛支援を弱める動きが相次いで伝えられている。
対象のミサイルと誘導弾は、バイデン前政権下で提供が決まっていた。
ヘグセス国防長官は6月、下院歳出委員会の国防小委員会で、ウクライナへの軍事支援を2026会計年度(25年10月〜26年9月)予算で削減する考えを示していた。