【ニューヨーク共同】3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比344・11ドル高の4万4828・53ドルで取引を終えた。米雇用統計が市場予想を上回る内容で、米経済が堅調だとの見方から買い注文が優勢だった。
6月の米雇用統計は、景気動向を敏感に示す非農業部門の就業者数が市場予想を上回った。失業率も4・1%と前月から改善し、雇用を巡る減速懸念が後退した。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸して207・97ポイント高の2万0601・10、幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は51・93ポイント高の6279・35と、それぞれ最高値を更新した。