千葉市にあるJR東日本の車両基地、幕張車両センターで6月、屋外で車両清掃をしていた作業員が体調不良を訴えて救急搬送され、その後死亡していたことが、JR東のグループ会社への取材で4日、分かった。作業員は委託先の会社が、空き時間で働く「スキマバイト」の紹介「タイミー」で募集し採用していた。グループ会社は作業と死亡の因果関係は不明だが、千葉労働基準監督署が調査していると説明している。

 グループ会社のJR千葉鉄道サービスによると、作業はJR東から千葉鉄道サービスに委託され、さらに複数の会社へ委託されていた。作業員は6月21日午前の作業後に休憩室で意識を失い、24日に死亡した。