石丸清隆氏

 サッカーJ3のFC岐阜は4日、トップチームの監督に石丸清隆氏(52)が就任したと発表した。前任の愛媛FCでは2023年にJ2昇格を達成した。今月12日のJ3第20節・ヴァンラーレ八戸戦から指揮を執る。

 石丸氏は大阪府出身。現役時代はアビスパ福岡、京都パープルサンガ、愛媛FCでプレーした。07年に指導者の道をスタートすると、京都サンガFCやモンテディオ山形の監督などを歴任。22年に当時J3の愛媛FC監督に就くと、23年には2位に勝ち点差11の独走で優勝した。J2で戦った今季は苦しみ、5月に契約を解除されていた。

 石丸氏はクラブを通じて「ピッチの上では、戦う姿勢を常に忘れず、ひたむきでアグレッシブなサッカーを展開していきたい。勝利はもちろん、見ていて心を動かされるようなチームづくりを目指す」などとコメントした。
 今季のFC岐阜は開幕から低迷し、現在リーグ18位。2日に大島康明監督(43)が退任していた。6日のJ3第19節・SC相模原戦は大橋浩司ヘッドコーチ(65)が暫定的に指揮を執る。