福岡市教育委員会は4日、小中学校の給食の献立や見栄えを改善するのを目的とした意見交換会の初会合を開いた。主菜が「鶏の唐揚げ」一つだけの市立小の給食写真が最近、交流サイト(SNS)上で取り上げられ、一部で批判を浴びていた。
この日はまず、市立舞鶴小の教室で給食の時間を見学した後、児童らと同じ給食を試食した。今回の問題を受け、見栄えの改善も検討課題に加えた。公開されたその後の会合では、料理研究家のSHIMAさんが「大人が食べても満足する内容で、バランスがとれている」とこの日の給食を評価した一方で「大きいお皿だと料理が少なく感じてしまう。料理に見合う器に改善を」と指摘した。