4日、イタリア・ローマのガソリンスタンドで起きた爆発事故の現場で活動する消防隊員(ロイター=共同)

 【ローマ共同】イタリアの首都ローマのガソリンスタンドで4日、大きな爆発があり、住民や警察官ら30人以上が負傷した。うち2人が重傷とみられる。地元メディアが報じた。液化石油ガス(LPG)の搬入作業中だったとの情報があり、警察や消防はガス漏れが原因とみて調べている。

 4日午前に複数回の爆発が起きた。爆発前にガス漏れの通報を受け、現場に到着していた警察官らも負傷。窓ガラスが割れて飛び散るなどし、近隣住民にも被害が及んだ。

 現場はローマ中心部に近く、大きな爆発音が市内各地で聞こえた。