東武鉄道(東京都墨田区)は5日、東武宇都宮線新栃木駅(栃木県栃木市)で終電後の車内に男性乗客が取り残され、約5時間後の早朝に寝ている状態で見つかったと発表した。男性は体調に問題なく「酒を飲んで寝過ごした」と説明したという。東武は「熱中症の危険もあり、おわび申し上げる」とコメントした。

 5日午前4時40分ごろ、ホームに停車していた車内で、運転士が始発に向けた点検中に発見した。4日夜、2人態勢で点検した際は確認できなかったという。