好投するエース五島に声を掛ける阪口慶三監督(左端)

 77歳で第94回選抜高校野球大会の最年長監督、大垣日大の阪口慶三監督が初戦を白星で飾り、1982年の選抜大会で記録した明徳(現明徳義塾)の故松田昇監督の76歳を上回り、選抜大会最高齢勝利記録を更新した。併せて昭和、平成、令和の3元号での勝利も達成、記録尽くしの1勝をもぎ取った。

 3元号勝利について、意識は元々していなかったといい、「記者の皆さんからそう言われて意識した。何としても1勝したい気持ちで臨んだ」と試合前の心境を語った。実際に勝利し「少しうれしい」とはにかんだ。

 甲子園初出場は東邦(愛知)時代の1969年夏。今回で33回目の出場で、この日の勝利で春夏合わせて歴代8位の通算39勝とした。節目の甲子園通算40勝まではあと1勝に迫った。次戦の星稜戦に向け、「積極的にいきたい。魂のあるところを見せたい」と力を込める。名将率いる大垣日大が次の1勝も全力でつかみにいく。