5日、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスへの攻撃後、立ち上る煙(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル首相府は5日、パレスチナ自治区ガザの停戦案にイスラム組織ハマスが「変更」を加えようとしていると指摘し「受け入れられない」と批判した。一方で、交渉団が6日に仲介国カタールに向けて出発すると明らかにし、協議は継続する意向を示した。

 イスラエルのネタニヤフ首相は7日、米ホワイトハウスでトランプ大統領と会談する予定。トランプ氏は、イスラエルが60日間の停戦実現に向けた条件に「同意」したと主張しており、最終的に停戦を成立させられるかどうかが焦点となっている。

 停戦案を巡っては、ハマスが4日に回答を仲介国に提出したと表明している。