ローマ近郊にある教皇離宮のバルコニーから顔をのぞかせるローマ教皇レオ14世=6日、カステルガンドルフォ(AP=共同)

 【ローマ共同】ローマ教皇レオ14世は6日、ローマ近郊のカステルガンドルフォにある教皇離宮に移動した。夏の休暇の一部を過ごすためで、20日まで滞在する。バチカン公式メディアが報じた。歴代教皇はカステルガンドルフォを避暑地としていたが、前教皇フランシスコは離宮を利用せず、夏の間もバチカンにとどまっていた。

 教皇は6日正午ごろ、バチカンのサンピエトロ広場で開かれた日曜恒例の祈りの集会で、信者らに「短期間の休暇を取る」とあいさつ。その後、カステルガンドルフォに向かった。

 教皇庁によると、教皇は離宮で過ごす間、現地でミサなどの行事を行う。8月中旬にも再訪する予定。