【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは6日、トランプ政権に高関税政策の見直しを求めて交渉を続ける日本の姿勢に理解を示す社説を掲載した。中国が台頭する国際情勢を鑑み、米政権は日米関係を弱体化させるのではなく強化させるべきだと訴えた。
日本政府が何度もワシントンに代表団を派遣し、譲歩も示しながら「合意を試みてきた」と紹介。トランプ第1次政権時の2019年に合意した貿易協定に触れ、それでも第2次政権が対日貿易赤字削減のためさらなる譲歩を求めており、日本には今回の交渉を経ても「最終的な合意になる保証がない」との懸念があると指摘した。