7日、次期戦闘機の共同開発拠点の開設式であいさつする英国のイーグル国防調達・産業閣外相(中央)=英レディング(共同)

 【ロンドン共同】日本、英国、イタリアの3カ国による次期戦闘機の共同開発を巡り、英国のイーグル国防調達・産業担当閣外相は7日「3年以内に実証機を飛行させたい」と述べた。遅れるとの懸念も出ている2035年に初号機を配備する目標は「達成できる」と強調した。南部レディングで報道陣に語った。

 レディングでは7日、開発計画の管理を担う「GIGO(ジャイゴ)」などの本格拠点となる事務所の開設式が開かれた。設計などを担う合弁会社「エッジウィング」も入り、GIGOと連携して開発を加速させる。

 式典にはイーグル氏のほか、GIGO初代トップの岡真臣元防衛審議官らが出席した。