浜松市の東名高速道路に車が転落し、子ども2人が放置された事故で、静岡地検浜松支部は8日、覚醒剤を使用したとして覚醒剤取締法違反(使用)の罪で、車を運転していた無職榑林亜樹也容疑者(47)=自称静岡県御前崎市=と、無職押田矩子容疑者(34)=浜松市中央区=を起訴したと明らかにした。起訴は7日付。

 榑林被告が運転する車は6月1日、東名高速をまたぐ橋付近のガードレールを突き破り、高速道路に落下して横転。榑林被告は車を放置して逃げたとして、道交法違反(無免許運転)の疑いで逮捕され同罪で起訴された。押田被告は榑林被告をかくまったとして犯人蔵匿の疑いで逮捕された。