浜松市のガールズバーで店長と従業員が刺殺された事件で、殺人容疑で送検された山下市郎容疑者(41)が殺傷力の高い刃物2本を持参し店を訪れたことが8日、静岡県警への取材で分かった。刃の部分が湾曲している「ククリナイフ」とみられ、県警は、2人への強い殺意から準備したとみて入手経路を調べている。
県警は同日午後、殺人容疑で同県袋井市にある容疑者の自宅を家宅捜索した。
県警などによると、ククリナイフはネパールを中心に農作業などに使用される。殺傷力が高く、戦闘などで使用されることもある。
容疑者は6日、ガールズバーに従業員と入店後、店長と従業員を刺殺した疑いがある。