学校法人白百合学園(東京)は9日までに、運営する仙台白百合女子大(仙台市)を2027年4月から共学化すると発表した。少子化による学生数減少や共学志向の高まりを踏まえて決定した。26年10月に男子学生を含めた募集を開始する。
大学は「東北唯一の四年制カトリック大学として男女問わず門戸を開放し、教育の質を維持、向上させる」としている。大学によると、収容定員1130人に対し、本年度の学生数は約600人にとどまり、今後、定員や大学名称の変更も検討している。
各地の女子大で共学への転換が相次ぎ、6月には全国最大規模の武庫川女子大(兵庫県西宮市)が共学化を発表した。