第11管区海上保安本部(那覇)は10日、沖縄県・尖閣諸島周辺で9日に領海侵入した中国海警局の船2隻が、引き続き領海内にとどまっていると発表した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは2日連続で、今年19日目。
11管によると、いずれも機関砲を搭載。独自の主張をしながら日本漁船に近づこうとしており、領海から出るよう巡視船が要求した。
領海外側の接続水域では機関砲を搭載した別の中国船2隻も確認された。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは234日連続。日本政府による2012年9月の尖閣諸島国有化後、最長の連続日数を更新した。