平成医療短大(岐阜市)の武内康雄学長(71)が、50代の女性教授に会議後「ばか」と発言するなどのハラスメントをしたとして、運営する学校法人から厳重注意処分を受けていたことが10日、短大側への取材で分かった。
短大側によると、武内学長は2月の会議で、教授の発言時にペンを机にたたきつけ、叱るなどした。会議後には教授に「ばか」と暴言を吐き、会議参加を拒否する発言などもしたという。
3月下旬に女性教授から相談があり、学内のハラスメント防止委員会が調査し確認した。運営する学校法人誠広学園は6月に学長を厳重注意処分とした。法人の羽田能崇事務局長(68)は「今後起きないよう、委員会で対応する」と話した。