ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比192・34ドル高の4万4650・64ドルで取引を終えた。米デルタ航空の業績が堅調だったことなどから、トランプ米政権の関税政策に伴う景気への警戒感が後退。買い注文が優勢となった。

 デルタ航空がこの日発表した2025年4〜6月期決算は純利益が前年同期比63%増だった。デルタ航空はダウ平均の構成銘柄ではないものの、米政権の関税政策による景気悪化への過度な懸念が和らいだ。