大阪府警淀川署は12日、大阪市淀川区の集合住宅の2階一室に女性の遺体を放置したとして、死体遺棄の疑いで住人の無職浦田光司容疑者(42)を逮捕した。署によると、容疑を認め「75歳の母親と2人暮らしだったが、6月頭に亡くなった」と供述。遺体に外傷はないという。

 11日夜、不動産会社の社員から「住人男性が『母親の遺体がある』と言っている」などと110番があり、現場に駆けつけた警察官らがベッドの上であおむけの状態で腐敗した遺体を発見。署は死因や身元を調べる。

 逮捕容疑は自宅で女性の死亡を認識していたにもかかわらず放置し、遺棄した疑い。