米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)は12日、F15戦闘機の後継機となる改良型のF15EX戦闘機2機が一時的に飛来したと発表した。基地によると、来春以降に36機が配備される予定で、今回の飛来は「導入に向けて基地の要員が将来の運用に備える機会となる」と説明した。

 2機は米フロリダ州のエグリン空軍基地所属。防衛省関係者によると、嘉手納基地への飛来確認は初めて。

 基地を運用する空軍第18航空団司令官ニコラス・エバンス准将は「嘉手納基地に一時的に滞在することで、パイロットや整備員は訓練を行える」とした上で「地域で必要な航空優勢を維持することが可能となる」とのコメントを発表した。