モンゴルのホスタイ国立公園でインフォメーションセンターを視察される天皇、皇后両陛下=12日(共同)

 【ウランバートル共同】モンゴルを訪問中の天皇、皇后両陛下は12日、首都ウランバートルの西約100キロの草原にあるホスタイ国立公園を視察された。最古の野生馬「モウコノウマ」(タヒ)の自然保護区で、両陛下はモンゴルの雄大な自然を満喫した。

 これに先立ち、ウランバートル近郊で最大の祭典「ナーダム」の競技の一つ、競馬を観戦した。

 草原を100頭以上の馬が約20キロ駆け抜ける競技で、両陛下はゴール付近にあるフイ・ドローン・ホダグ競馬会場でフレルスフ大統領夫妻と共にレースの行方を見守った。青い空と見渡す限り広がる緑の大地を先頭集団の馬が疾走し、両陛下は笑顔で拍手した。