発達する熱帯低気圧に関する情報 第04の08号
2025年7月12日午後10時10分
気象庁 発表
熱帯低気圧が今後24時間以内に台風に発達する見込みです。
【本文】
12日21時の観測によると、熱帯低気圧が父島の南約240キロの北緯25度00分、東経141度40分にあって、ゆっくりした速さで北北東へ進んでいます。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。
熱帯低気圧は今後24時間以内に台風となる見込みで、その中心は、24時間後の13日21時には鳥島の東約210キロの北緯30度00分、東経142度25分を中心とする半径110キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
台風の中心は、48時間後の14日21時には牡鹿半島付近の北緯38度10分、東経141度30分を中心とする半径165キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。
台風はこの後、温帯低気圧に変わり、
72時間後の15日21時には千島近海の北緯47度30分、東経148度20分を中心とする半径210キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は998ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
なお、熱帯低気圧や台風、温帯低気圧の中心が予報円に入る確率は70%です。
今後の情報にご注意ください。