岐阜県大野郡白川村と石川県白山市を結ぶ山岳道路「白山白川郷ホワイトロード」の開通を祝う恒例のイベント「雪おくりまつり」が13日、白川村飯島のホワイトロード三方岩駐車場で開かれ、子どもたちが残雪で雪遊びを楽しんだ。
スマホ見せてグルメ・買い物お得に!岐阜新聞デジタルクーポン今年は雪が多かった影響で、昨年よりも約1カ月遅い11日に開通。イベントは両市村の観光業者らでつくる白山林道振興協議会が毎年開いており、今回で30回目。
標高1445メートルの会場には、約100立方メートルの除雪した雪を利用した雪像や滑り台がお目見え。家族連れらが雪に触れたり、そりで滑ったりして夏の涼を楽しんでいた。6月から白川村に住んでいる台湾出身のホン・シーミンさん(30)は初めて雪を目にし、「冷たくて楽しいです」と笑顔。ホンさんを誘った友人の今藤ひかるさん(36)=同村荻町=は「冬は嫌になるぐらい雪が降ったけど、夏に見る雪はいいですね」と話していた。
(山田雄大)