長期金利(10年国債)の推移

 15日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(379回債、表面利率1・5%)の利回りが上昇し、一時1・595%を付けた。リーマン・ショック直後の2008年10月以来、約16年9カ月ぶりの高水準。

 20日投開票の参院選で与党が苦戦するとの観測を背景に、財政拡張路線が強まるとの懸念から国債が売られ、利回りが上がった。