記者会見するMLBのロブ・マンフレッド・コミッショナー=2月、米アリゾナ州フェニックス

 【アトランタ共同】米大リーグ機構(MLB)のマンフレッド・コミッショナーは15日、野球が2大会ぶりに実施される2028年ロサンゼルス五輪で、メジャーの選手がオールスター戦開催時のシーズン中断期間を使って参加することについて「かなりの(日程)調整が必要になるが、不可能ではない」と語った。

 同五輪には、ドジャースの大谷翔平ら大リーグのトップ選手も出場に関心を寄せている。これまでも派遣に前向きな姿勢を示してきたマンフレッド氏は「野球を国際舞台に宣伝するまたとない機会」と語った。

 選手会のクラーク専務理事も15日、「選手が興味を示していることは分かっている」と話した。