鹿児島県肝付町選挙管理委員会は17日までに、参院選と同じ20日投開票の町長選の期日前投票に訪れた60代男性に、誤って参院選の投票用紙を交付したと発表した。男性は前日までに参院選の選挙区の投票を終えており、二重投票となる。他の票と区別できないため、正しく記載されていれば有効票になる。

 町選管によると、16日午後5時20分ごろ、町役場本庁舎の投票所で、選挙区の投票をした段階で男性から「参院選の投票は済ませた」と申し出があった。投票所入場整理券に記載された交付済みの印を、担当者が見落としたという。