日本プロ野球選手会は17日、東京都内で日本野球機構(NPB)と事務折衝を行い、子どもの誕生や冠婚葬祭などで出場選手登録を外れた際に短期間で復帰できる「慶弔休暇特例」について導入の方針が固まった。選手会の森忠仁事務局長が「ほぼ要望が通って、導入されるかなというところ」と語った。23日に開かれる選手会の臨時大会での承認を経て正式決定する見通し。

 14球団による2軍公式戦が来季から1リーグ3グループ制へ移行することが14日のオーナー会議で決まったことの説明も受けた。森事務局長は1軍についても「エクスパンション(拡張)で増やしたりとか、いろいろなところで見せた方が普及になる」と述べた。