ボクシングのWBAバンタム級タイトルマッチに向けて練習する比嘉大吾(右)=東京都内
 練習前にポーズを取るボクシングのWBAバンタム級タイトルマッチに挑む比嘉大吾=東京都内

 世界ボクシング協会(WBA)バンタム級タイトルマッチ(30日・横浜BUNTAI)で王者アントニオ・バルガス(米国)に挑む同級2位の比嘉大吾(志成)が17日、東京都内で練習を公開し「今回は絶対に勝つ」と王座奪取へ意気込んだ。

 29歳の元世界フライ級王者は、バンタム級では昨年9月に武居由樹(大橋)に敗れ、今年2月に堤聖也(角海老宝石)と引き分けた。異例の3戦連続世界挑戦となり「(4度目は)間違いなくないと思っている。取らないといけない」と覚悟を口にした。

 堤との一戦はダウンを奪った直後に倒されたことが結果に響いた。この日のスパーリングでは足を使い、慎重に距離を取る動きを見せた。