【ワシントン共同】米商務省が17日発表した6月の小売売上高(速報値、季節調整済み)は前月比0・6%増の7201億ドル(約107兆円)だった。0・1%増を見込んだ市場予想を上回った。プラスは3カ月ぶり。自動車・同部品の売上高が回復し、全体をけん引した。

 月ごとの変動が大きい自動車・同部品を除いた売上高は0・5%増だった。

 業種別では自動車・同部品が1・2%増となり、建材・園芸用品と衣料品はそれぞれ0・9%増えた。家具と電化製品はいずれも0・1%減った。

 全体の前年同月比は3・9%増、自動車・同部品を除いた売上高は3・3%増だった。