17日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=148円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比16銭円高ドル安の1ドル=148円72〜74銭。ユーロは61銭円高ユーロ安の1ユーロ=172円37〜41銭。
朝方は、トランプ米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長を近く解任する可能性があると伝わったことで、ドル売り円買いがやや優勢となった。その後は日経平均株価の上昇もあり、投資家がリスクを取る姿勢を強め、比較的安全な資産とされる円を売る動きが進んだ。
市場では「20日投開票の参院選の結果が判明するまで様子を見る向きも多い」(外為ブローカー)との声があった。